数あるTシャツのなかで、
自分の思ったデザインを見つけることって、なかなか難しいですよね。
また、ネット通販だと探しやすくはなりますが、生地感が分かりづらいですよね。
先日、ユニクロで販売されていたマイクラTシャツを、買い損ねてしまいました。
マイクラ大好き子供たちのために、
今回はマイクラの画像を利用して、簡単にオリジナルTシャツをつくります。
今から紹介するアイロンプリント紙を使えば、マイクラではないオリジナルのTシャツも簡単に作れます。
用意するもの
- Tシャツ(白地でも、濃いカラー地でもオッケーです。対応の生地は綿100%、もしくは綿50%、ポリエステル50%のもの。ポリエステルが50%以上になるとプリント不良がおこる恐れがあります。生地の目の粗さは1mm以下まで)
- アイロンプリント転写紙(今回は、SANWA SUPPLY JP-TPRCLN インクジェットカラー布用アイロンプリント紙を使用)
- 使いたい写真や画像
- プリンター(EPSONのEP-707Aを使います)
- ハサミまたはカッターナイフ
- アイロン
- アイロン台もしくは、耐熱性のある硬い台(転写紙をTシャツにつける際、体重をかける必要があるためです。テーブルやこたつに、厚手の布や紙を敷くことで代用できます。)
ポイント
おすすめプリンター
エプソン:EP.PX.PM.CCシリーズ、MJシリーズ
キャノン:PIXUS MG.MX.iPシリーズ
ブラザー:MFCシリーズ、DCPシリーズ
※HP製プリンターでは、洗濯時の色落ちが激しいため対応していません。
作成手順
Tシャツにしたい絵や写真を用意します。
今回は子供が大好きなマイクラの画像を用意しました。
このアイロンプリント転写紙は文字、絵や写真は正像で作成するため、反転する必要がありません。
アイロンプリント転写紙を、袋から取り出して、表と裏をしっかり確認します。
アイロンプリント転写紙が2枚と、シリコン紙、説明書が入っていました。
アイロン転写紙の表は、右上の角が少し切り落としされています。
左上に切り落としがくる場合が、裏面となります。
シリコン紙は半透明で、カサカサした手触りです。
アイロンプリント転写紙をプリンターにセットし、印刷をします。
前面給紙タイプのプリンターは、トレーに転写紙を裏面にしてセットします。
背面給紙タイプのプリンターは表面でセットします。
プリンターの設定は普通紙、きれいを選択します。ふちなし印刷は用紙を汚してしまう恐れがあるので、縁ありに設定します。
印刷が完了したら、20〜30分乾燥させます。
平らな場所で、なるべく動かさずに置いておきましょう。
乾燥後、転写したい画像に沿ってハサミやカッターナイフでカットしていきます。
アイロン台とアイロン、Tシャツを用意します
アイロンの温度設定は180度で、低中高の場合は『高温』設定でしました(アイロンの種類によっては異なる場合があるので、アイロンの説明書でご確認ください)
アイロンプリント紙を台紙からゆっくりと剝がします。
アイロンをかけます
布地にアイロンプリント紙の印字面を上にして置きます。
その上にシリコン紙を置きます。
両手で体重をかけて、上から強く押さえつけるようにしっかりアイロンをおしあてます。
一か所につき5秒ずつあて、5回程度繰り返します。
最後に周囲にしっかりアイロンを押し当てます。
シリコン紙をアイロンプリント紙からゆっくりと剥がしていきます。→完成です!
注意:アイロンのスチームは使用しない。縫い目や折り目の上にはしない。アイロンプリントした上から別のアイロンプリントをしない。
補足)Tシャツの両面にプリントしたい場合は、アイロンの熱でアイロン台に直接触れたプリント面が張り付いてしまうため、アイロン台とTシャツの間にシリコン紙を挟んで行います。シリコン紙は一枚しかついてないので、半分に切って使用します。
完成・まとめ
印刷後の乾かす時間を入れても、1時間以内に完成しました。
デザインを最初から考える場合は、もう少し時間がかかります。
作りたいデザインが決まっている場合は、すぐ印刷へすすめることができます。
材料費は、Tシャツ642円×2枚、アイロンプリント紙2枚(使用したのは1枚)は653円でした(2021年8月購入時点の情報です)
アイロンプリント紙は2枚入ってるので、上手に使用すればもう一回Tシャツを作れます。
お子さんと一緒につくることもできます。
ただし、アイロンを使用するので、作業時の取り扱いには気を付けましょう。
自分で作った一つだけのTシャツは、愛着がもてます。
Tシャツだけではなく、トートバッグやエプロンなど綿素材の目が粗くない生地であれば、
このアイロンプリント転写紙で、オリジナルの作品がつくれますのでぜひお試しくださいね。
次に作るときは、デザインからやってみたいなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。